名刺って何のために使うものなの?

2012-10-10


名刺って何のために使うものなの?

「相手に刺さってこそ名刺」と前述しましたが、
それをご理解いただいたうえで、もう一つの質問です。

「名刺ってなんのために使うもの?」

以前、「名刺セラピー」セミナーに参加してくれた人に同じ質問をしてみました。
返ってきたのは次のような答えでした。

・お互いの情報交換のため
・初めてのあいさつに使うもの
・相手に覚えてもらうためのもの
・自分を好きになってもらうためのもの
・ご縁を広げるためのもの
・自分とは何者かをわかってもらうもの
・自分を明確にするもの……etc

答えはどれも正解です。
すべて名刺の役割の一つだと思います。
では、これらを踏まえて、名刺ってなんのために使うものなのかを考えたいと思います。
名刺の役割といってもいいかもしれませんね。それは……。

【情報提供と興味喚起】
これが名刺の役割です。
これがセットで入っていないといけません。絶対に。

「情報提供」はイメージしやすいものだと思います。
連絡先などはこれに当たりますよね。

通常、名刺には必ず入っています。
ですが、もう一つの「興味喚起」。
これが入っていない名刺が多いのです。

興味喚起ですから、当たり前ですが、相手の興味を喚起しなければいけません。
これは、「名刺は『名』が『刺さる』もの」という考え方に通じます。

「これはどういう意味ですか?」
「これって、面白いですね」
「もっと、この部分について詳しく教えてもらえませんか?」

そんな会話が名刺交換で生まれてきたら、それが「興味喚起」です。
相手から、名刺に書かれていることについて話しかけてくれるというのは、
何か相手の胸に刺さるものを渡すことができた証拠なのです。

私自身、名刺交換で「へー、これ面白いですね」
「もっと詳しく教えていただけますか?」
と会話が始まり、最後に「田中さんにお願いしたい仕事があるのです」
「私もこのような名刺をつくりたいので、お願いできますか」と、
初めて会った人から仕事につながっていくということを何度も経験しています。

最初は自分でも驚きでした。
なぜなら、私は自分から仕事のことを話したわけではなく、
聞かれたことにただ単に答えていただけ。
それなのに、会話の最後には「仕事をお願いしたい」と言われるのです。

しかし、これが「情報提供」と「興味喚起」を名刺に入れこんだ結果なのです。
「相手の胸に刺さる」という、興味の喚起を名刺に織り込んでいるか、いないか。
これで名刺の役割は180度変わったものになります。

先ほどの質問に対して、
「自分を覚えてもらうためのもの」「ご縁を広げるためのもの」
という声がありました。でも、考えてみてください。
情報提供だけの名刺、いわゆる「名紙」で、
自分たちが理想とする名刺の役割を果たすことはできるでしょうか。

自分を伝える情報が、「社名」「名前」「連絡先」しかないのに、
相手にあなたのことを「知って」「わかって」「覚えて」もらうことはできますか?
「名刺にはこういう仕事をさせたい」「役割を持たせたい」と、
みなさん思ってはいるのです。

ですが、実際は、「情報提供」だけで終わっている名刺がほとんど。

「もったいない」

と、名刺交換をさせていただくたびに思うのです。
「なかなかご縁が広がらない」。

そう思っている方は、一度、
名刺を「情報提供」と「興味喚起」の2つの視点で見返してみるといいでしょう。

では、また〜

よい一日を!

 

 

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